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【病み】鬱病で留年?大学生のメンタル事情

【病み】鬱病で留年?大学生のメンタル事情

「憧れのキャンパスライフだったはずなのに…」

大学生の中には、「最近どうも元気が出ない」「やる気がわかない」「講義に行くのも辛い」と感じる人がいます。
そんな状況が続くと、「もしかして鬱かも?」と不安になることもあるでしょう。特に留年が絡むと、一層プレッシャーを感じることがありますよね。

この記事では、大学生が鬱になる原因やその影響、どう対処していけば良いかを一緒に考えてみましょう。

留年の原因にもなる、鬱の影響

留年の原因にもなる、鬱の影響
鬱病は学生生活に様々な影響を及ぼします。

学業への影響

鬱病になると、集中力が続かなくなったり、物事に興味を持てなります。
その結果、授業への出席が減り、課題を提出できなくなることも少なくありません。

大学のカリキュラムは高校よりも自由度が高いですが、自己管理が求められるため、メンタルが不調だとその自由さが逆に負担に感じることがあります。

結果的に、単位を落とすことになり留年につながる可能性もあります。
これがさらに自己否定感を強めてしまう悪循環に陥ることも。

人間関係への影響

鬱の状態では、友達や家族とのコミュニケーションを取るのが億劫になることがあります。
自分から距離を置くことで、孤独感が強まることもあります。

「迷惑をかけたくない」と考えるあまり、悩みを相談できず、1人で抱え込んでしまうケースも少なくありません。

生活習慣の乱れ

不眠や過眠、食欲の減退や過食など、日常生活にも支障が出ることがあります。
これが長引くと体力が落ちてしまい、さらに気分の落ち込みを引き起こすことがあります。

一人暮らしをしている学生さんの場合、自分で生活を保つ必要があります。鬱病になるとこの生活を保てなくなり、状態をさらに悪化させてしまうケースがあります。

大学生が鬱になる原因とは?

大学生が鬱になる原因とは?
大学生が鬱になってしまう原因はなんでしょうか?いくつかの原因を挙げてみます。

環境の変化

大学進学は人生の大きな転機です。親元を離れて一人暮らしを始めたり、新しい友人や授業スタイルに慣れる必要があるなど、変化が多い時期です。

一見期待に満ちた変化のように見えますが、心にはそれなりの負荷もかかる時期です。
この環境の変化がストレスとなり、メンタルに影響を与えることがあります。

学業や将来への不安

課題や試験のプレッシャー、将来のキャリアに対する漠然とした不安が積み重なると、心が疲れてしまうことがあります。

「これが自分のやりたいことじゃないのかも」そう感じたときに、深刻な悩みに発展することもあります。

孤独感

大学は高校のような固定クラスがないため、積極的に動かないと友達ができにくい環境です。

友人関係がうまくいかなかったり、周囲に相談できる人がいないと感じると、孤独感に陥りやすくなります。
サークルに所属していない、アルバイトをやっていない人は孤独を感じる可能性もあるかもしれません。

過度の期待とプレッシャー

人よっては「親にいい成績を期待されている」「就活までにこうならないといけない」といったプレッシャーを持っている場合もあります。

期待に答えようとしすぎて、精神的に追い込まれてしまうことがあります。

メンタル不調を覚えたらどうする?

メンタル不調を覚えたらどうする?
「最近ちょっとしんどいな…」と思ったら、無理せず対処することが大切です。

誰かに話してみる

誰かに相談する。鬱病はまずここから治療を始めるのが一番効果的と思います。

信頼できる友人や家族、大学のカウンセラーに気持ちを話してみましょう。
悩みを言葉にすることで気持ちが整理され、少し心が軽くなるかもしれません。

大学のサポートを活用する

多くの大学には学生相談室や保健センターがあります。
専門のカウンセラーが対応してくれるので、気軽に相談してみましょう。プライバシーも守られるので安心です。

また、専門知識を有している人が対応してくれるのでより早期的な治療につなげることができます。

生活習慣を整える

鬱病になると生活リズムが大きく乱れます。

規則正しい生活を心がけるだけでも、気持ちが安定することがあります。特に、睡眠時間の確保はとても重要です。食事や適度な運動も心の健康を支える要素になります。

少しでもいいので、暖かいものを食べるのがおすすめです。体が冷えると、それだけでも気持ちが暗くなってしまいます。

医療機関を利用する

状態が長引いたり、日常生活に大きな支障を感じる場合は、早めに専門の医師に相談するのがおすすめです。
鬱は治療可能な病気なので、適切な治療を受けることで改善が期待できます。

良く寝られない、食事ができないレベルまで追い込まれているのなら、迷わず受診していただきたいと思っています。

留年しても大丈夫!心を軽くする考え方

留年しても大丈夫!心を軽くする考え方
大学生活での鬱や留年は、誰にでも起こり得ることです。でも、それに悩むのは決してあなた1人ではありません。困ったときは周りに頼り、専門家の力を借りながら、自分に合ったペースで進んでいきましょう。

1年をかけて自分のペースで学ぶことで、学業だけでなく心もリカバリーできる機会にできます。

長い人生の中で1年はほんのわずかな時間です。焦らず、少しずつ進んでいけば大丈夫です!
学生でも社会人でも、子供でもお年寄りでも、まずは自分を大切にしていただければと思います。

関連記事:【終わりじゃない】留年ショックを緩和するメンタルケア

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